スーツのクリーニングの頻度や水洗いは?高級スーツを長持させるコツ

スーツ

ビジネスマンにとっての戦闘服ともいえるのがスーツ。営業職にしても役員にしてもスーツを着て仕事という名の戦いに臨むわけです。そんなスーツのクリーニング頻度って皆さんはどうしていますか?今回はクリーニングの頻度や水洗いについて、さらには高級スーツを長持ちさせるコツを紹介したいと思います。

スーツのクリーニングの頻度は?

スーツのクリーニングの頻度については賛否両論あるようですが、多くの方は1シーズンに1回と言っていますね。要は秋から冬になるタイミングや、冬から春になるタイミングでクリーニングに出せばいいわけです。ただ、自宅でどの程度のケアを行っているかで頻度は変わってきますね。

たとえば、ブラッシングやシワ伸ばしなどのメンテナンスをまったく行っていなければ、スーツは早めにクタクタになってしまいます。逆にメンテナンスをきちんと行っていれば、そうクリーニングに出さずとも綺麗な状態を保てるでしょう。後は着用状況でも変わりますね。これについては下記の項目に移りましょう。

職種や季節で頻度は変化

先ほど1シーズンに1回程度の頻度でクリーニングと言いましたが、正直な話、頻度は職種や天候で変わってきます。たとえば、一日中PCの前で作業をしているデスクワーカーの人と、いろいろな取引先に向かうため走り回っている営業職の人では確実にスーツの汚れるスピードが違います。

デスクワーカーの人についてはよっぽど荒っぽい着方をしなければ、そう汚れることもないでしょう。しかし、営業職の人の場合は走り回って汗を掻いたりしますし、時にはコンクリの壁などでこすってしまうこともありえます。体を動かせば動かすほどにスーツのシワも増えるわけですしね。営業職の人など、外回りが多い場合はクリーニングの頻度を上げた方がいいかもしれません。

また、天候によってもクリーニングの頻度は変化。冬場の汗を掻きにくい季節ならスーツが汚れるスピードは遅めでしょう。しかし、汗を大量にかく夏場はすぐにスーツが臭くなるものです。デスクワーカーの方はエアコンのおかげで一年中快適なのでそう変わらないかもしれませんが、外回りの多い方は天候がダイレクトに影響すると思われます。そのため、暑いシーズンはクリーニングの頻度を上げることも考慮してください。

さらに、飲み会が多かったりヘビースモーカーの方も注意。飲み会が多いとお酒の匂いや食べ物の匂いが付着しやすくなりますし、ヘビースモーカーの人については言わずもがな。結局のところ、スーツの汚れや臭いを随時判断し、的確なタイミングでクリーニングすることが大切なのかもしれません。

水洗いできるスーツもある

スーツの水洗いについては基本的にNGですね。スーツについているタグを確認してもらえば分かるように、水洗い不可のマークがついているはずです。洗面器に水が溜まった状態で×印がついてようなやつです。そのため、自宅で洗うにしてもドライクリーニングが基本となります。

ただ、最近はちょっと事情が変わりつつあるようで水洗いの出来るスーツなんてアイテムが普及していますね。これはその名の通り最初から水で洗うことを想定して作られたスーツ。洗濯機で簡単に洗えるので臭いや汚れが気になったタイミングですぐに洗うことが可能です。気になる方は一着購入してみるといいかもしれません。

高級スーツを長持ちさせよう

さて、スーツのクリーニング頻度などが分かったところで、今度は高級スーツを長持ちさせるコツを見ていきましょう。スーツはなんだかんだで高価な衣服ですからね。高級スーツとなれば一生を通して着続けたいくらいです。

クリーニングには出し過ぎない

たまに毎週のようにスーツをクリーニングに出す方がいますが、これはスーツの劣化を早める外道な行為。多くのスーツはウールで作られており、クリーニングを繰り返すとウールに含まれる油分が落ちてしまいます。そうなると、スーツが汚れやすくなったり、くたびれて見えてしまったりとデメリットが目立つように。そのため、先ほど状介した1シーズンに1回程度のクリーニング頻度をおすすめしているわけです。

定期的なメンテナンスを実施

クリーニングに頻繁に出すと劣化が早くなってしまうスーツ。しかし、毎日のように着ていればシワや汚れが目立ってくるものです。それを放置して出勤するのはあまりにも恥ずかしいですよね。そこで、クリーニングには出さずとも定期的に自宅でメンテナンスを行ってあげましょう。

髪の毛や埃などの汚れについてはブラッシングが最適ですね。あまりにも安いブラシを使っているとメンテナンス効果が薄いので、できれば豚毛や馬毛などのブラシを使ってあげてください。スーツ以外にもコートなどのメンテナンスに使えるので一本持っておくと便利ですよ。値段はそれなりにするものの、クリーニングに頻繁に出すよりはよほど安価でしょう。

また、何日か着たらシワも伸ばしてあげたいところですね。シワ伸ばしについてはアイロンを。アイロンと言っても本格的なものではなく、ハンガーにかけた状態で蒸気を当てられるタイプで大丈夫です。シワがついてすぐなら、それでも十分に効果がありますよ。ただ、シワをずっと放置しておくととれにくくなってしまうので注意。帰宅後は早めにシワをとってあげましょうね。

日常の扱い方にも気を付けて

少し暑くなってきた時なんかにスーツを脱いでサッと肩にかけるように持っていませんか。何となくドラマのキャラみたいで格好いいのも分かりますが、あれをするとスーツがシワだらけになってしまう恐れがありますし、型崩れも心配です。これは腕にかける際にも言えることですね。もし脱ぐにしてもきちんと畳んで置いておくなど、シワが出来ないようにしてあげてください。また、ポケットにあまり重いものを入れない方がいいですよ。

スーツを何着か用意して着まわす

同じスーツを何日も連続してき続けると痛むのが早くなってしまうので、少しでも長持ちさせたいと考えるなら何着か用意しておきましょう。これは単純に着続けないことで着る日数が減り、結果的に痛むのが遅くなるという話ではありません。

実はスーツというのは1日着るだけでも結構な量の水分を含んでしまうもので、その水分がもとで痛みやすくなってしまうことがあるのです。そのため、1日着たスーツは水分を逃がすためにハンガーにかけて風通しの良い場所で陰干しが理想。しかし、スーツが1着しかないと明日着るスーツがなくなってしまいますよね。

そこでスーツを何着か用意するわけです。乾燥までには2日か3日ほど欲しいので、最低でも3着はほしいところですね。週5出勤だとすれば5着用意して毎日別のスーツを着るのが理想だと思います。スーツ5着の用意にはコストがかかるものの、スーツを長持ちさせるなら非常に重要なこと。今までずっと同じスーツを着続けてた人は今日からでも着まわしを実践しましょう。

長い間しまう時にはクリーニング

先ほどクリーニングをしすぎないと忠告しましたが、長い間着る予定がなく、しまってしまう場合はクリーニングに出しておきましょう。というのも、人間の皮脂や汗などがついたまま保管してしまうと、スーツが虫に食われてしまう恐れがあるのです。クリーニングが終わったら不織布のカバーに入れたのち防虫剤と共にタンスにイン。これを上記で紹介したコツと共に実践し、高級なスーツを少しでも長持ちさせるようにしましょう。